子どもの虫歯は油断できない
子供の虫歯は一見、経過観察で良さそうな小さな虫歯でも、レントゲンを撮影すると歯の内部で虫歯が広がっていることがあります。この写真は13歳のお子さんの歯ですが、どこに虫歯があるかわかりますか?
正解は第二小臼歯の咬合面。黄色い丸で囲んだ部分にある黒い点です。
レントゲンで確認すると、黄色い丸で囲んだ部分が黒くなっていることがわかります。
このように歯の溝にできた虫歯を”小窩裂溝う蝕”と言います。
このタイプの虫歯は歯の表層のエナメル質で留まっていて経過観察で済むことも多いのですが、時々、この症例のように象牙質へ深く進行してしまうことがあります。特に子供の幼弱な永久歯は大人の歯と違い虫歯の進行が早いのが特徴です。
う蝕検知液を使いながら丁寧に虫歯を取り除くと下の写真のようになりました。
歯をなるべく保存するために間口を狭くして治療しているので、実際の穴(窩洞)は写真よりも中でもう少し広がっています。
歯の神経の処置は必要なかったものの中等度の虫歯だったことがわかります。
虫歯を取った後は、コンポジットレジンという材料で、窩洞を埋めて治療は終了です。
子供の虫歯は進行が速いので定期的な健診をお勧めします。
歯科用ルーペ(拡大鏡)について
みなさん、こんにちは。今回は、青山ファミリー歯科の特徴の一つ、拡大視野下での診療についてご紹介します。
私たちのクリニックでは、歯科医師と歯科衛生士が全員、歯科用ルーペ(拡大鏡)を装着して診療をしています。
ルーペはお口の中を何倍にも拡大して”見る”ことできます。これにより、虫歯や歯周病を早期に発見することができ、適切な治療を行うことが可能となります。
また、ルーペを装着することは、「精密な治療を行ないます」という意志を患者さんに示すことでもあります。
青山ファミリー歯科は、患者さんに安心して治療を受けてもらうため、スタッフ全員で拡大視野下の診療に取り組んでいます。
金属床のゆる~い話
今回も技工士さんのおかげで良い金属床の入れ歯が出来ました。
金属床とは、入れ歯の主要部分が金属で作られているという意味です。
金属床の長所は色々ありますが、1番の長所は入れ歯の設計に縛りが無いことだと私は思います。
あまり知られていないですが、保険の入れ歯にはバネの形、材料など設計に関して細かい制約があります。
もちろん、保険の入れ歯でも患者さんが快適に使えるように知恵を絞るのですが、限界はあります。
「本当はこういう設計の方が良いのにな」と思っても作れないのは、結構ストレスを感じるものです。
そんな訳で、たまに患者さんから金属床の入れ歯をお願いされると、歯科医と技工士の血がたぎります。
例えるなら、ドラゴンボールのピッコロさんが、強敵と対峙した時、普段から修行用に身に付けている重い帽子やマントを脱ぎ捨てて
「フッ、どうやらこの重りを外して、真の戦闘力を見せる時が来たようだな」
みたいな感じですか(笑)
話が逸れましたが、写真の入れ歯は、バネが優しく歯を包み込むように技工士さんの工夫が詰め込まれています。患者さんに長く使っていただけることを願っています。
治療域展開
こんにちは、青山ファミリー歯科の美術部です。
呪術廻戦、流行ってますね!
面白すぎて院長はじめスタッフも無事に呪われました。
今回は呪術廻戦アニメEDパロ。
ノロノロ描いてたのでEDが変わっちゃいましたね。
行動・判断が遅いとまた院長にぼやかれる。。。。
青山院長はナナミン同様『脱サラ歯科医師』。
そして残業が大嫌い!!
ちょっと雰囲気も似ているようないないような?(七海ファン大激怒)
ナナミンにシンパシーを感じることも多いようで、今後の活躍に大注目です。
ちなみに院長ナナミンがつけてるのは治療時に使用する拡大鏡。口腔内がよく見えます。
我が家の愛猫達も虎杖こてつと伊地知さんモップちび太で出演。
伊地知さんの気苦労がモフモフで癒されるといいな。