お口のケア
今のままで大丈夫ですか?
当てはまるものがあれば、すでにお口のトラブルが始まっているかもしれません。
- 最近、歯磨きすると歯茎から血が出る
- 1年以上歯医者には行っていない
- 治療は終わったから、もう歯医者に行かなくてもいいと思っている
- お口のニオイが気になる




お子さんの予防ケアChild
お子さんの歯の特徴

お子さんの歯は歯質がやわらかく、汚れが残りやすい複雑な形をしています。そのためむし歯になりやすくて進行も早いため、大人の歯よりも予防が大切です。
乳歯がむし歯になると、以下のような悪影響が起こりやすくなります。
乳歯のむし歯には
こんな悪影響が潜んでいる!
- 将来、永久歯のむし歯リスクが上がる
- 歯並びが悪くなる傾向がある
- 永久歯の発育を妨げる恐れがある
むし歯はこうしてできる

むし歯の原因菌は、糖質をエサにして「酸」を作り出します。その酸が歯を溶かしてしまい、穴が開くことをむし歯と言います。糖質とはおもに砂糖のことなので、甘いおやつをたくさん摂れば、それだけむし歯になりやすくなります。
当院で行っているお子さんの予防ケア
青山ファミリー歯科は30分ほど時間をかけて丁寧に予防ケアをしています。
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- 歯垢を染め出すチェック
- むし歯の原因菌の塊「プラーク(歯垢)」は歯と似た黄白色をしているため、どこに付いているのか見ただけではよくわかりません。プラークだけに色がつく染め出し剤を使って、どの部分に磨き残しが多いのかを見えるようにして理解していただきます。
染め出し剤は食紅と同じ成分でできており、体内に入っても問題ありません。
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- 適したブラッシングを指導
- 染め出しをした状態で、お子さんに合った歯の磨き方を説明します。
歯が染まっていることで、お子さんも磨き残している部分を意識して磨けるようになります。
また、保護者の方へも仕上げ磨きの方法をアドバイスいたします。 -
当院では歯磨きだけでなく、お子さんの食習慣や生活環境も含めて予防を考えます。
甘いおやつや炭酸飲料を摂り過ぎていたり、食べる時間を決めずにダラダラ食べをしたりと、食生活に問題があれば、きちんと歯磨きをしていてもむし歯になりやすい傾向に。
保護者の方のご相談もお受けしながら、むし歯を防ぐ生活についてアドバイスいたします。
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- 歯科医師や歯科衛生士による
クリーニング - 歯ブラシでは取りきれない歯垢・歯石・細菌の膜(バイオフィルム)などを、専用器具を使ってきれいにクリーニング。お口を衛生的に保つことで、むし歯リスクを軽減します。
- 歯科医師や歯科衛生士による
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- フッ素塗布とドクターチェック
- むし歯になりやすいお子さんの歯を守るため、仕上げに歯質を強くするフッ素を塗布します。フッ素はむし歯を防ぐだけでなく、歯の再石灰化を促して初期むし歯を修復してくれるメリットもあります。
最後にドクターチェックをして問題がないか確認し、終了。
大人の方の予防ケアAdult
歯周病対策で、健やかなお口を維持

大人が歯を失う最大の理由は、歯を支える歯ぐきや骨が弱っていく「歯周病」です。
日本の成人の約8割がかかっていると言われていますが、自覚症状に乏しいため、重症化するまで気付きにくく、気付いたときには手遅れになっているケースも少なくありません。
「ちゃんと歯磨きをしているから大丈夫」と過信せず、予防ケアや定期検診を受けることが大切です。
歯周病は次のような、さまざまな全身疾患に関わっています!

むし歯や歯周病は、お口はもちろん、全身の健康状態に悪い影響を与え、病気を引き起こしたり悪化させたりする場合があります。
シニアに多い誤嚥性肺炎も歯周病菌が関係しており、妊娠中の女性も歯周病にかかると早産や低体重児出産の要因となることがあるので注意が必要です。
お口の健康を守ることは、全身の健康を守ること。毎日のケアと歯科医院でのケアで予防を心がけて、健康な日々を維持していきましょう。
- 糖尿病の悪化
- 早産・低体重児出産
- 誤嚥性肺炎
- 脳卒中
- 心臓病
当院で行っている大人の方の予防ケア

スケーリング
歯のクリーニング用の専用機器「スケーラー」を使って、むし歯や歯周病の原因となる歯石を除去します。毎日しっかり歯磨きをしていても、4割ほどの磨き残しがあると言われています。歯石は時間の経過とともに取れにくくなりますので、当院では定期的な除去をおすすめしています。

PMTC
(専用機器を使った歯のクリーニング)
歯科医院ならではの専用の機器や薬剤を用いて、むし歯や歯周病ウイルスの温床となっている「バイオフィルム」をしっかり除去します。毎日の歯磨き習慣があっても、通常の歯磨きでは落とし切れない汚れがあり、時間の経過とともに歯に蓄積していきます。時間をかけて蓄積汚れをしっかり落とし、むし歯や歯周病の予防に繋げています。

定期検診
「むし歯や歯周病はない」と思っていても、初期のむし歯や歯周病には自覚症状がありません。定期検診を通して早期発見・早期治療をめざすことが、健やかなお口を保つ最大のポイントになります。むし歯や歯周病になっても、早く治療すれば、通院期間や治療費などの負担を減らすことができます。治療によって歯にかかるダメージも軽減できますので、定期検診の受診を心がけましょう。