ブログ|北区金城町で歯科をお探しの方は青山ファミリー歯科まで

時間 月 火 水 木 金 土 日祝
  9:00-13:00 ● ● ● / ● ● /
14:30-18:30 ● ● ● / ● △ /

△:土曜日は17時まで 休診日: 木・日祝

〒462-0047
愛知県名古屋市北区金城町2丁目38番地1 OKハイツ1F

  • 地図

一番守りたいのは永久歯

【オレが見たかった青空】2026年8月28日

5歳の女の子です。

上顎左右の乳中切歯がむし歯で来院されました。レントゲンを撮ると、左右ともにう蝕は歯髄まで到達しています。右の乳中切歯は唇側歯肉に瘻孔があり、指で押すと膿が出ます。左の乳中切歯は歯髄まで感染していますが、排膿はなく保存できそうな状態だったので根管治療を行いました。

 

右上乳中切歯も一度は保存を試みて根管治療を行いましたが、次回来院時も排膿は止まらなかったので抜歯としました。

ここで「もう少し様子を見ましょう」は私はしません。

乳歯は残せるなら残した方がいい。

これはその通りです。

でも、感染がコントロールできていない乳歯まで無理に残すメリットは少ないと思います。

理由はシンプルで、これから一生使う永久歯が待っているからです。

乳歯の根尖部で感染が続くと、永久歯のエナメル質形成に影響することがあります。

生えてきた永久歯が白く濁ったり、黄色や茶色に変色したり、エナメル質が欠けたりへこんだりすることがあり、これをターナー歯(Turner’s tooth)といいます。

永久歯はやり直しがききません。

乳歯1本を残すことより、永久歯1本を守ることを優先したほうが良いと私は思います。

もちろん、根尖に感染がある乳歯をすべて抜歯するわけではありません。

年齢、歯根吸収の程度、永久歯の位置、症状の改善具合を見ながら保存できる歯は保存します。

ただ、瘻孔から排膿が続く乳歯や、根管治療を行っても感染が改善しない乳歯は、永久歯への影響を考えて早めに抜歯を選択することが多いです。

 

乳歯のむし歯は「そのうち抜けるから大丈夫」ではありません。

乳歯の感染は、痛みだけでなく、生えてくる永久歯にも影響することがあります。

早い段階で治療すれば残せる乳歯も多くあります。

だからこそ、お子さんのむし歯は痛みが出る前の受診が大切です。

 

 

 

 

ページトップへ