鋼の錬金術師の話、あ、間違えた、フッ素の話だった
みなさんは「鋼の錬金術師」というマンガをご存じでしょうか。
主人公エルリック兄弟が「錬金術」を駆使して世界と向き合う物語ですが、序盤に印象的なシーンがあります。
病で亡くなった母親を蘇らせるため、幼い兄弟が禁忌とされる「人体錬成」に挑む場面です。
そのときのセリフ……
「水35L、炭素20㎏、アンモニア4L、石灰1.5㎏、リン800g、塩分250g、硝石100g、イオウ80g、フッ素7.5g、鉄5g、ケイ素3g、その他少量の15の元素・・・大人一人分として計算した場合の人体の構成成分だ」
これに”魂”が加われば母親が蘇るはずだった……
さて、この先はどうなるでしょうか。気になる方はぜひ読んでみてください。
ところで、このセリフの中に”フッ素7.5g”という記述があります(正確には50kgの体重の人では2g程度です)
実はフッ素は骨や歯の健康に関わる人体に欠かせない元素の一つ。
欧米では栄養素の一つとしても認められており、ワカメやイワシ、緑茶といった身近な食品にも含まれています。
そして、歯科ではフッ素は”フッ化物”という形で、虫歯予防に活用されています。
フッ化物が虫歯予防に効く理由、気になりませんか。実は、2つのしくみが関わっています。
① 歯を強くする
歯のエナメル質に働きかけ、酸に強く壊れにくい歯に作り替えます。
②虫歯菌の働きを抑える
虫歯菌が糖を代謝して酸を作る働きを抑制します。
この二つのメカニズムが組み合わさることで、フッ化物は虫歯を効果的に予防してくれるのです。

子どもの歯みがき粉、いつから?どのくらい使うの?
小さなお子さんをお持ちの親御さんから、よくいただく質問があります。
「歯みがき粉って、何歳から使った方がいいんですか?」
「量はどれくらいが適切ですか?」
実はこの疑問、きちんとした指針があります。
2023年1月、日本小児歯科学会・日本口腔衛生学会・日本歯科保存学会・日本老年歯科医学会の4学会合同で、「フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法について」という提言が発表されました。
ここでは、その内容を分かりやすくご紹介します。
ポイントは2つ。
1つ目は「年齢に応じた量を守ること」
-
歯が生えてから〜2歳
👉 米粒程度(約1〜2mm) -
3〜5歳
👉 グリーンピース程度(約5mm) -
6歳〜成人
👉 歯ブラシ全体(約1.5〜2cm)
2つ目は「うがいは1回だけ」
何回もうがいをしてしまうと、せっかくのフッ素が流れてしまいます。
うがいは 少量の水で1回だけ、軽くはき出す程度でOKです。
これだけで、フッ素の虫歯予防効果がぐっと高まります。
お子さんのお口の成長はそれぞれ違います。
「これで合ってるかな?」と思ったら、いつでも歯医者さんに聞いてくださいね。

歯科用ルーペ(拡大鏡)について

こんにちは。青山ファミリー歯科、院長の青山です。今回は、当院の特徴の一つ、拡大視野下での診療についてご紹介します。
私たちのクリニックでは、歯科医師と歯科衛生士が全員、歯科用ルーペ(拡大鏡)を装着して診療をしています。
ルーペはお口の中を何倍にも拡大して”見る”ことできます。これにより、虫歯や歯周病を早期に発見することができ、適切な治療を行うことが可能となります。
また、ルーペを装着することは、「精密な治療を行ないます」という意志を患者さんに示すことでもあります。
青山ファミリー歯科は、患者さんに安心して治療を受けてもらうため、スタッフ全員で拡大視野下の診療に取り組んでいます。

院長
金属床の入れ歯は、設計の自由度が最大の魅力です

こんにちは。青山ファミリー歯科、院長の青山です。
今回も、技工士さんの丁寧な仕事のおかげで、とても良い金属床の入れ歯が完成しました。
ひとつひとつの工程に心を込めて、細部まで丁寧に仕上げていただきました。
■ 金属床とは?
「金属床」とは、入れ歯の主要部分――つまり歯ぐきに接する床の部分――を金属で作るタイプの入れ歯のことです。
保険診療の入れ歯は、基本的にレジン(樹脂)でできていますが、金属床はそれと比べて
-
丈夫で変形しにくい
-
薄くできるため、装着時の違和感が少ない
-
熱を伝えるので、食事の温度を感じやすい
といったメリットがあります。
しかし、私が金属床の最大の魅力だと感じているのは、設計の自由度です。
■ 実は、保険の入れ歯には多くの制限がある
あまり知られていないことですが、保険の入れ歯には、
バネの形状・材質・構造などに関して細かい制約が設けられています。
もちろん、その制限の中でできる限り患者さんが快適に使えるよう、毎回工夫を凝らします。
ですが、どうしても「こういう設計にした方が明らかに良いのに…」というケースが存在します。そういうとき、設計の自由が利かないことに、正直なところストレスを感じることもあります。
■ 設計に本気を出せる喜び
そんな中で、患者さんから「金属床でお願いします」とご希望をいただくと、
歯科医師として、そして技工士として、やりがいのスイッチが入る瞬間でもあります。
制限なく設計できるというのは、やはり非常に大きなことです。
「どう作るのがベストか」「どんな構造にすればより長く、快適に使えるか」
そうしたことを、技工士さんと相談しながら、一切の妥協なく組み立てられる。
歯科医師冥利に尽きる仕事です。
■ 今回の入れ歯も、細部までこだわっています
今回完成した金属床の入れ歯も、バネの形状や床のデザインに細かく配慮し、
周囲の歯をやさしく包み込むような設計に仕上がっています。
患者さんにとって「使いやすく、痛くなく、見た目も自然な入れ歯」であるよう、
技工士さんと力を合わせて作り上げました。
■ 最後に
金属床は自費診療の扱いになりますが、
入れ歯の設計に妥協したくない方、快適性を第一に考えたい方にとって、大変有用な選択肢だと思います。
ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
患者さんのご要望に合わせて、最適な入れ歯をご提案させていただきます。
治療域展開
こんにちは、青山ファミリー歯科の美術部です。
呪術廻戦、流行ってますね!
面白すぎて院長はじめスタッフも無事に呪われました。
今回は呪術廻戦アニメEDパロ。
ノロノロ描いてたのでEDが変わっちゃいましたね。
行動・判断が遅いとまた院長にぼやかれる。。。。
青山院長はナナミン同様『脱サラ歯科医師』。
そして残業が大嫌い!!
ちょっと雰囲気も似ているようないないような?(七海ファン大激怒)
ナナミンにシンパシーを感じることも多いようで、今後の活躍に大注目です。
ちなみに院長ナナミンがつけてるのは治療時に使用する拡大鏡。口腔内がよく見えます。
我が家の愛猫達も虎杖こてつと伊地知さんモップちび太で出演。
伊地知さんの気苦労がモフモフで癒されるといいな。







